レッスンへの想い

前回までレッスンついて堅め(?)の記事が続いたので、少し別の視点からの私自身の想いを今回は書いてみようかなと思います。

私はレッスン対して、次のような想いもあります。

貴重なお時間のなかレッスンにいらしてくださる受講者の方にとって、
日々の生活のなかの 楽しみのひとつになるようなレッスンを。

そのうえで もしできることなら、
その方のご家族や 周りにいるご友人やお仲間も、
楽しそうにアコーディオンに触れている その方の姿を見て
嬉しくなったり、元気づけられたり、
“自分も何か楽しもう!”と感じるコトに繋がれば。。

レッスンには、このような想いもあります。

この想いの大もとは、以前 私自身が生徒として レッスンを受ける側だった頃の気持ちがそうだったからです。今回はそのことを書いてみようと思います。

楽しいこと(自分自身のこと)

私がアコーディオン(以下、”アコ”)を始めたのは、ふつうに平日週5日フルタイムで事務仕事をしていた20代後半とき。その事務仕事は、アコはもちろん、音楽や芸術?とも 全く関係のない業種でした。

当時のその事務仕事も特にイヤだったわけでもなく、休日も友人と会ったり 一人で ふらっと出掛けたり、それなりにやりたいことをしながら充実した日々を過ごしていましたが、ふと単純に「なにか習い事でもしようか…習うなら楽器が良いかなぁ…」と思い立ち、なんとなく思いついた”アコーディオン”に とりあえず触ってみようと、自宅から一番近くのカルチャーセンターへ レッスン見学に行きました。
そして「まぁ、とりあえず3ヶ月は通ってみるか…」と思って始めてみたところ、まったく初めて触ったこの楽器が、楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて!!

偶然にその教室の先生が 平山先生で、今思えば本当にラッキーでした!

いつもニコニコしている先生も、レッスンへの情熱は誰に対しても毎回凄く(自分の前後の方のレッスンを見るのも私は楽しみでした!)、レッスンのたびに やりがいのある課題を最適なタイミングで次々に与えてくださいました。

はじめは 思ったように出来ないことすら面白く、レッスンの課題や教わったことを練習しながらも、その課題の目的や 限られた練習時間内での練習方法を考えたりするのも楽しくて、
また、今までのアコとは全く関係ない自分の経験が 思わぬかたちでアコに繋がるのも嬉しくて…!
(もっといろいろな角度からの”楽しさ”がありますが、ここでは割愛します!)

「趣味の習い事の1つなのだから、飽きたらやめればいいや!」くらいで 気楽に始めたものの(!)、飽きる気配は全く無く、むしろ「次の〇曜はアコーディオンレッスン!」と 何日も前からレッスン日に向かって機嫌よくワクワクし、生活にハリもでました。

楽しそうな姿(自分の近くの人や周りの人のこと)

家族や友人が楽しそうに過ごしている姿を見て、自分まで嬉しくなるのは、私だけではないと思います。

私は、家族が「○曜日は ☆☆があるから□□しなきゃ!」とか「来週の☆☆の準備で、明日も○○へ行かなきゃいけないんだ!」と(忙しいふりをしながら!?)なんだかんだで楽しそうに話している様子を見ると、嬉しくなります。そして なんというか、その様子に“安心”しますし、また、”私も楽しいことしよ!”と思えます。

それは、友人や知人に対しても同じ。「もー!休日も(趣味で)時間がない!!」という言葉とは裏腹に、その趣味でバタバタしているのを楽しそうに話すのを聞いていると、こちらまで嬉しくなって元気が出ます

こうした経験から、レッスンを担当させていただいている今の私は…

先ず 第一に、
レッスンにいらしてくださる受講者の方々にとって、日々の生活のなかの楽しみのひとつになるようなレッスンを、

そして、そのうえで もしできることなら、
その受講者さんの周りの方々も、「〇〇(受講者)さんは、アコーディオンを弾いたり、アコのレッスンに通うのが楽しそうだよね、生き生きしているよね!私もがんばろう!」と思っていただけるような存在のレッスンができたら、

と思っています。

▶▶ レッスンのご案内(まとめ)は こちら♪

受講者の方からいただいた言葉

ふだんのレッスン前後のちょっとした会話などで、受講者の方が ふと仰ってくださったことに、すごく有難く嬉しくなることも多々あります。
今回はその中から2つほど取り上げようと思います。私が今でもたびたび思い出して、とても大事にしていることばです。
お二方とも、それぞれ別のカルチャーセンターの方で、今もつづけて通ってくださり、アコを生活の中の楽しみのひとつとして触れていらっしゃる受講者の方々です。

*メッセージカード @101回目のレッスンで

昨年、受講者の方からとても嬉しいメッセージカードをいただきました(その方の101回目のレッスン日でした)。

記念すべき101回目のレッスンに…

1回目からずっと「弾けた!!」に導いて下さりありがとうございます と これからもいろいろな曲を弾ける様になりたいと思っていますので、よろしくお願いします。

そして、私と私の周りの人がアコーディオンを見て、聴いて、弾いて、笑顔がいっぱいになるといいなと思っています。

…感謝を添えて

60代女性の受講者の方からいただいたメッセージカードより(ラインもそのカードのとおり)

こちらを拝読したとき、この記事の冒頭に書いたような私の想いが 少しは伝わっていたのかなと感じ、本当に嬉しかったです。…この記事に書いたことは あまり話していなかったと思うので、なおさら嬉しかったです。 それと同時に、これからもそう感じていただけるレッスンをしなければ!と身の引き締まる思いでした。

*ことば @合同発表会へ向かう道すがら

また別の受講者の方は、以前、合同発表会へ向かう道すがら、ふと こう仰ってくださいました。

受講者さん
受講者さん

アコーディオンを始めたきっかけは、体験レッスンが楽しかったからなんですよ

これだけでも十分嬉しかったのですが、さらに嬉しかったのはこのあとに続いた内容。
…実は その方は、もともと “アコーディオン” は頭の片隅にもなく、カルチャーセンターには別講座の体験に来ていたそうです。ただ、そのときに なんとなくカルチャーの受付で案内チラシを眺めていたら、アコーディオン講座が目に入ったので体験レッスン受けることにしてみた、と。
そしたらそのときの体験レッスンがとても楽しかったから、だからそのままレッスンを受けることにした!と。(レッスンが楽しかったというより、私(石井)が(勝手に!?)楽しそうにアコレッスンしてた!?というニュアンスも!?!?)

もし ほんの僅かでも、アコの楽しさを体験レッスン時間で伝えられていたのなら、また、アコを楽しんでいる私の姿もそう感じていただけることに繋がったのであれば、とても有難いです。
そして ひきつづき、体験レッスンのときから アコの素敵な魅力や面白さをお伝えできるようにしたいと改めて思いました。

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ぜひ一度、楽しいアコーディオンに触れてみていただけたらと思います。
きっと、日常生活のなかの楽しみのひとつになれるのではないかなと思います。

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