今月上旬、東急沿線の高級住宅地といえば…で 思い付く“街”の町内会館で、毎年この時期におこなわれる アコーディオンコンサートに 今年もご一緒(演奏)させていただきました。
今回は、簡単に そのことを書いていきます。
コンサートの発端
このアコーディオンコンサートが始まったきっかけは、十数年前に、ずっとこの街にお住まいのアコーディオンを弾かれる方が、当時60歳代後半の頃に(=現在80歳代!)町会のイベント係になったことがきっかけで始まったということで、
当初は その方と もう御一方の2人のアコーディオンで始まりましたが、年々 少しずつ人が増えたり入れ替わったりして、今では4~6人のアコーディオン弾きが演奏する、恒例の町会会館コンサートとなっています。
私は 数年前にお声がけいただき、それ以降は ほぼ毎年、この時期にご一緒(演奏)させていただいています。
この演奏会が始まったきっかけ(=“町会のイベントをどうしよう!?”と思われたときに、“趣味のアコーディオンを使って 演奏会をしよう!”と思い付いたというお話)が、私は好きです。
趣味がその方ご自身のペースで活きていて、さらには お住まいの町で お子さま~ご年配の方まで楽しめるイベントとして、アコの親しみやすい音色や演奏姿を届けていく機会を自然につくられていることは素敵だなぁと感じますし、しかもこうしたイベントは まさに アコにぴったり!だと思います。
昔ながらの雰囲気な会場
演奏会は町内会館でおこなわれています。
昔からある建物なので2階へ上る階段も急勾配で、楽器を運ぶときはヒヤッとしますが、昔ながらの雰囲気でなんだかちょっと落ち着く場所です。
一時期は、場所を移して、自由が丘に新しくできたスペースでおこなわれていましたが、そこが閉鎖されてしまったことから、また この会館に戻ってきました。
個人的には、町内会館は“昭和”、自由が丘のスペースは“平成”のような印象です。雰囲気は結構異なるものの、アコーディオンは どちらにも合っているように思います!
プログラム内容
毎年、各演奏者のソロ演奏を中心に、アコーディオン(以下、アコ)のデュオ演奏や、アコとマンドリンのデュオもあり、最後には全員で合奏。
最後の締めは、私たちのアコーディオン演奏(伴奏)で、お客さまに歌っていただき、お開きという流れです。
曲目は、各奏者が弾きたい曲を弾いていることもあり、アコーディオンのスタンダード曲から、外国民謡やクラシック、昭和歌謡まで さまざまです。
アコと同じ蛇腹楽器である”コンサティーナ”や、同じくリード楽器である“ハーモニカ”のソロ演奏があった年もありました!それらを演奏するのも この演奏会でアコ演奏している人たちで、アコに加えてこれらを演奏されています。
私はアコのみ…!ですので、一緒に演奏している皆さんの多才さに いつもびっくりしています!
ひとこと
毎年この演奏会にお声がけくださる この演奏会の中心の方は、上記にも書いたとおり 昔からずっとその街にお住まいの 今では御年八十歳代の方です。
趣味でアコを弾かれていて、いつも明るく周りにいる人を笑顔にしてくださる楽しい方で、12月開催のこの演奏会のことも、例年 その年の春先頃に その方から「次は 12月〇日に開催だから、予定を開けておいてね!」と出演者宛に第一報が届きます。
そして、本番の数か月前頃から、町会に掲示するチラシ構成や 当日の演奏順などを考えてくださり、このイベントの指揮を執ってくださります。
こうして、町会会館での アコーディオン演奏が、毎年恒例となっているのは 本当に素敵なことだと思いますし、こうした「親しみやすさ」は、“町会会館”にも“アコーディオン”にも通ずるものがあるように感じます。
このような機会を、毎年恒例になるほどに 継続的に設けてお声がけくださり、いつも元気をくださる八十代のアコ弾きの方に感謝しておりますし、
私も 身近に気軽にアコーディオンを楽しんでいただけるこうした機会を、これからも大事にしていきたいなと思っています。
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