【レッスン】クラスの弾き合い会

令和1年から毎年 横浜市内で開催している「石井アコーディオンクラス弾き合い会」、今年和5年)も 演奏してくださったクラスの皆さまと、聴きにいらしてくださった皆さまのおかげさまをもちまして、先日 無事に開催することができました。

こうして今年も開催できたことが本当にありがたく、そしてとっても嬉しく、今回は弾き合い会のことを書いていきます。

石井アコーディオンクラス弾き合い会

「石井アコーディオンクラス弾き合い会」は、令和1年から毎年 横浜市内で開催しています。
それ以前は、他のアコーディオン教室との合同発表会というかたちで クラスから 数名の方が出てくださったこともありましたが、令和1年からは、私のクラス単独での弾き合い会を開いています。

私のクラスの弾き合い会は、1年ごとに『弾き合い会 “発表会 編”』と『弾き合い会 “〇〇 編” (発表会形式でないかたち)』を 交互に開催しているので、
令和の奇数年は「発表会 編」、偶数年は「〇〇 編 (発表会形式でないかたち)」となっています。

思うことや、弾き合い会の目的など

先ず何より、こうして 石井クラス弾き合い会を継続して開催できていること、そして その大前提として、いつも貴重な時間のなか レッスンにいらしてくださり、そして、弾き合い会にも参加してくださるクラスの皆さまに(都合により、当日 演奏できない皆さまにも)、心から感謝しています。

また、弾き合い会も、ふだんのレッスン同様に 「日々の生活のなかの、少し先の目標や、楽しみのひとつにしていただけたら」と、
こうした会を1つの機会にして、各々の1曲を楽しみながら仕上げいただき、さらにアコーディオンの面白さを感じていただけたらと思っています。

今までの振り返り

今までの弾き合い会を簡単に振り返ってみます。

第1回(令和1年)弾き合い会 “発表会

初めての、石井クラス単独での「弾き合い会“発表会編”」は、小さな小さな練習室で開催しました。

このとき演奏参加してくださった方の殆どの方が、今も継続してレッスンを受講し、弾き合い会でも演奏参加してくださっています。また、当時演奏参加してくださった方で 今は都合によりレッスンをお休みされている方も、弾き合い会には聴きにいらしてくださり、当時の出演してくださった全員の方と今もこうして何らかの繋がりがあるというのは、とても嬉しく有難いです。

このときは初めての私のクラス単独での弾き合い会だったこともあり、小さな「練習室」で開催しましたが、部屋が小さすぎて(!)、出演者と いらしてくださった出演者のご家族やご友人で、椅子が足りなくなるほどの満席になってしまいました! 今(コロナ禍以降)では、おそらくNGな密度です!

※ 発表会編のことは、後半にもう少し詳しく書きます。

第2回(令和2年)弾き合い会 “演奏交流会“コロナ対応

もともとは “演奏交流会” を予定していましたが、コロナ禍の行動制限により、複数人で集まることが できませんでした。

それでも、緊急事態宣言による数か月間のレッスン休講を経て、再びレッスンにいらしてくださった皆さまの、少し先の楽しみや目標になれば…という考えもあり、
各カルチャーセンターや音楽教室にもご理解・ご快諾いただき、各教室で数人ずつ、それぞれのレッスン部屋で、各レッスン日に、順番に1曲ずつ演奏するのを聴き合うというかたちで開催しました。

本来であれば、“演奏交流会” としての開催を予定していた弾き合い会が、やむを得ずこのようなかたちになったという状況でしたが、
今 思い返してみると、このようなかたちで一度開催できたことは、これはこれで 良い面もあったかもしれないなぁ…と感じる部分もあります。

…というのは、
通常の弾き合い会は、レッスン日ではない休日などでの開催となり、都合の合わない方も出てきてしまいますが、この “コロナ対応” では 各レッスン日のレッスン時間を利用しておこなったので、必然的にクラスのほぼ全員が参加してくださることになり、各教室ごとに受講者さま同士が顔見知りになれたという面もあったからです。

話が逸れますが…
当時はコロナがきっかけで、カルチャーセンターの他講座では かなり多くの受講者様がお辞めになってしまったと聞きましたが、私のクラスは有難いことに1人も欠けることなく皆さまレッスンを継続してくださいました。
これには、本当に本当に本当に本当に本当に嬉しく、心から有難く感じました。と同時に、これからも私なりにできることを精一杯しなければと、身が引き締まりました

第3回(令和3年)弾き合い会 “発表会

まだコロナ禍で、会場には諸々の制限等もあり、コロナの情勢次第では中止となる可能性もあるなかで開催しました。

小学生~70代の方が 演奏してくださり、そのご家族やご友人・お仲間の方々が聞きにいらしてくださいました。

弾き合い会の終演後に撮影した「集合写真」では、全員マスクをしています!

※ 発表会編のことは、後半にもう少し詳しく書きます。

第4回(令和4年)弾き合い会 “演奏交流会

広めの会場でなかったことや、まだ若干 コロナの情勢次第で諸々の制限もでてくる可能性もあったため、クラス受講者の方々のみで開催しました。

それまでとは異なる形式=“演奏交流会 でしたので、次のように進めました!

  • 1人につき2回 弾く順番が回ってくる
    1曲はレッスンで取り組んでいる曲を演奏。2曲目以降は自由!
  • 演奏前に、ご自身で「お名前+曲名+ひとこと!」を 仰ってから演奏する
  • 演奏の順番は、当日その場で挙手制!(早く手を挙げた方から
  • 譜面を見ながらの演奏もOK(暗譜推奨ですが…!)

演奏交流会編での もう1曲は、上記のとおり 各々 自由に選曲していただいたので、当日は皆さまがどのような選曲をされるのかなぁというのも楽しみの1つでした!
…弾き合い会当日、自由選曲で演奏された曲には、過去にレッスンで取り組んだ曲を復習を兼ねて弾かれた方もいれば、この弾き合い会を目標に練習を極めてきた曲(1回目と同じ曲)を2回演奏された方、また、テレビ等で流れている気に入った曲を耳コピして弾かれた方や、密かに(!?)コツコツ練習されていたご自身のお好きな曲を披露された方など…!が いらっしゃり、皆さまそれぞれ、発表会編とは また異なる雰囲気の演奏も聴くこともでき、楽しいひとときとなりました。

第5回(令和5年)弾き合い会 “発表会

今月、開催いたしました!
今回も出演者のご家族やお仲間もいらしてくださり、温かく見守ってくださいました。

皆さまの演奏、素晴らしかったです! 個人的には、アコ楽器店やアコ団体に弾き合い会のことを宣伝しておけばよかったなぁと反省しました。

終演後には、コロナ禍も明けたことから、今までできなかった「お疲れさま会(お茶会)」も 急遽おこなわれ(クラスの方が、お店を見つけてくださいました!…私は何もせずで申し訳なかったですが凄く有難かったです!!、そのときお時間に余裕のあった皆さまと、1つのテーブルを囲み、短時間でありながらも クラスの皆さま同士で楽しそうに交流されている様子は、私自身とても嬉しい大切な時間となりました。

弾き合い会 直後のレッスンでは、今年の弾き合い会が終わってから一週間経っていないにも関わらず、 早々にも 来年の弾き合い会のことを話してくださる方々も いらっしゃいました!

弾き合い会の “発表会 編” と “〇〇 編” の こと

ここまで書いたとおり、「石井アコーディオンクラス弾き合い会」は、1年ごとに『弾き合い会 “発表会 編”』と『弾き合い会 “〇〇 編” (発表会形式でないもの)』を 交互に開催しています。

“〇〇 編” (発表会形式でないもの) の様子は、上記に書いたとおりです。今後も“発表会 編” とはまた異なるかたちで、お楽しみいただける会を開けていけたらと思っています。

なお、“発表会 編” は、次のようなかたちで おこなっています。

  • 全員 必ず暗譜での演奏!
  • 事前にいただいた ひとことコメントを、曲紹介と併せて演奏の合間にご紹介

毎年 クラスの方には「今年は暗譜ですね…!?」とか「譜面を見てOKですね!?」など 確認されます(笑)

発表会編での “必ず暗譜”については、たまにご意見をいただくこともあり、方向性を迷うこともありますが、私の考えもあって このようなかたちにさせていただいております。

弾き合い会の “発表会” と “〇〇” を1年ごとに交互で開催する方向は、毎年 メリハリや違いもありって 良いかなと思っているので、暫くはこのようなかたちで クラスの弾き合い会を続けていけたらと考えています。

弾き合い会のご感想

今年の「石井アコーディオンクラス弾き合い会 “発表会” 」の際に、アンケート等でお伺いしたご感想を、一部ご紹介します。

演奏してくださった皆さまのご感想
  • 一年前と比べると皆様の上達ぶりが伝わってきます。みんな頑張っているんだなとちょっと同志の様な気分で心からの拍手を送りたいです。
    色々なジャンルの曲が聴けて、贅沢な弾き合い会でした。
  • 緊張も、失敗もしましたが、アコーディオン仲間が集い、お互いの練習成果を披露し合うのは、とても楽しく、また勉強になりました。
  • 発表会のために、と練習の質が上がり、モチベーションも高く保てました。
  • 音楽発表会というイベントに人生初めて参加できて貴重な経験ができました。
  • 自分より年上の方が楽しく頑張っている姿は何よりの励みであり目標です。
    家族からは、いつも最後の合奏が圧巻、最高と言われます。みんなの力ってすごいです。合奏もいいですね。
  • 緊張しましたが、仲間やお客様に聞いていただいて嬉しかったです。もっとしっかり弾きたいと意欲がわいてきました。
  • 楽器が変わると見た目も音色も変わり、アコーディオンの演奏はどれだけ聴いても飽きません。改めて自分のアコーディオン好きを感じました(笑)
お客さまのご感想
  • 皆さんの真剣で楽しそうな顔、最高でした。
  • 皆さま暗譜で演奏されていて素晴らしいです。よくご自分の音を聴かれていて、こちらにも素敵なメロディーが聞こえてきました。
  • 暖かく柔らかな雰囲気がとても良かったです。
  • 和気あいあいとした素敵な発表会でしたね。
    皆さん丁寧に、焦る事なくその曲を大事に弾いていらっしゃるのがよく分かりました。
    楽しいお時間をありがとうございました。
  • アコーディオンは楽しい、少しゆっくりでもしっかりと音楽を奏でる、個々人の好みを大切にする等、クラス(講師)の姿勢や明るさが素敵でした。
  • 次回も楽しみにしています。皆さんの練習の成果を聴かせていただきます。

演奏者個人の方へのご感想もいただき、それはすべてご本人にお伝えしました
私自身が生徒として出ていた発表会の経験からも、こうしたお言葉は、ちょっとした一言でも、とても励みになると思います!

ひとこと

私自身が生徒として出演していた平山教室の発表会のことを、“平山教室の発表会は凄いと思う!”と 平山先生にお伝えすると、いつも先生は「本当に皆さんのお陰です」と仰っていましたが、私自身、自分のクラスの弾き合い会を開催するようになって、本当にそのとおりだなぁと ようやく心から感じ、分かるようになってきました。

そもそもですが、弾き合い会は、演奏してくださる皆さまと(その前提として、ふだんレッスンにいらしてくださっていること、そして、それを聴いてくださる皆さまがいらっしゃることで 開催できます。
また、皆さまにとって この弾き合い会が 何らかの理由で、ほんの僅かでも「楽しみだなぁ!」と思っていただけなければ ご参加いただけないのではとも思っています。

こうしたことも踏まえ、改めまして、
演奏してくださったクラスの皆さま、また、聴きにいらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回 都合が合わず参加できなかったクラスの皆さまも、次回は ぜひ ご無理のない範囲で ご一緒できたら嬉しく存じます。

弾き合い会で 皆さまの演奏を一番近くで見させていただいて、本当にアコーディオンは 各演奏者と相まって、さらに魅力ある素敵な楽器・演奏になるのだなぁと、改めて感じました!
これからもアコーディオンを通して皆さまと一緒に楽しい時間が過ごせたら嬉しく存じます。 今後ともよろしくお願いいたします。

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