奏法(弾き方やレッスン内容)について

レッスンでは、リズムを大切にし、奏法を身につけながら、ひとりひとりのペースで 丁寧に進めていきます。

右手と左手とジャバラの3つを同時に動かして演奏するアコーディオンは、難しそう…!という印象を持たれる場合もありますが、ひとつひとつ進めていけば どなたでも弾けるようになります。

特にアコーディオンの左側のボタンは、実はとても伴奏がしやすい構造になっているので、楽器経験や年齢も関係なく1人で「メロディ+伴奏」が弾きやすい楽器なのです。

また、私は、自身の演奏も レッスンも「ヒラヤマ奏法」がベースになっています。
したがい、レッスンの内容も「型(かたち)」で進めていくことが多いので、初心者の方や楽器未経験の方を含め、弾き方を より分かりやすくお伝えできるのではないかなと思っています。

レッスンでは、私は下記奏法の”個別名称”は殆ど口にしませんが、

きっとクラスの方は、レッスン内容と一致して、ピン!とくるかなと思います♪

ヒラヤマ奏法(概要)について

レッスンは、こちらをベースにしています。
(私の解釈では)明確なリズム」と「リードの響き」を大切に美しく表現する奏法です。

アコーディオンは 「リード楽器」なので、

リードの響き(を綺麗に出すこと)は、アコーディオンならではですし、大事にしたいですね♪

ヒラヤマ奏法 学習要領
アコーディオン独奏(伴奏・合奏への応用)のための、ヒラヤマ奏法学習要領マニュアルより骨子

《6つの基本形 》
1. 姿勢
2. 構え
3. 蛇腹
4. 指型
5. 暗譜
6. 目線

《8つの奏法 》
1. 強弱長短奏法
2. 終止奏法
3. 蛇腹ブレス奏法
4. ベース転調奏法
5. 蛇腹停止奏法
6. ツービート奏法
7. スタッカート奏法
8. レガート奏法

《6つのリズム 》
1. ワルツ
2. ツービート
 (マーチ・ポルカ・パソドブレ・他)
3. タンゴ
4. ビギン
5. ルンバ
6. ブギウギ

以上を学習し、応用として六つのリズムを広げて、発展させる。

ヒラヤマ奏法 学習要領(日本アコーディオン指導者協会HP)より抜粋


私がアコーディオンを師事している平山尚氏が考案し体系化したもので、私自身もこの内容をもとに平山先生のレッスンを受けてきました。

ヒラヤマ奏法が生まれた背景や想いは、こちらの記事に書いています。
※平山先生とのお話の中での、私の解釈です。

▶▶ レッスンのご案内(まとめ)は こちら♪

レッスンで使用するテキストや楽器など

テキスト・教本

体験レッスンの際に改めてお伝えしますが、初心者の方は、本入会後のレッスン開始時に以下をご用意いただいております。(既にアコーディオンを弾かれている方は この限りではなく、ご相談しながら進めてまいります。)

▶「トンボアコーディオン教本 <初中級編>」(または、中上級編) 伴典哉 著/kmp出版
 (ご自身でご準備いただきます。本屋やネットで購入できます。)

・既に別の教本等をお持ちの場合は そちらを使用しますので、ご購入いただかなくて大丈夫です。
・テキストの内容は全てはやりません(けっこう飛ばします)。個別に進捗状況を見ながら、必要な箇所のみ、また、項目ごとに簡単な曲を挟みながら進めていきます。
※ おひとりおひとりに合わせて、教本以外の曲も取り組んでいきます。

楽器

ご自身の楽器をお持ちの方は、体験レッスン時を含め、レッスンには毎回ご持参いただきます。
お持ちでない方は、体験レッスン時にレンタルなどご案内いたします。

▶▶ レッスンのご案内(まとめ)は こちら♪

♪おまけ)体験レッスンのときの皆さまのご様子と、その後

実際に私のレッスンにいらしてくださる方は、体験レッスン時はアコーディオンに触ったことのない状況の方も多く、年齢も小学生からご年配の方まで幅広いです(大人の方が多いです)。楽器経験がなく、楽譜も読めない状況から始めてくださる方もいらっしゃいます。

個人レッスンですので、ひとりひとりのペースに合わせ、ひとつずつ丁寧に進めていくことで、どのような方でも やりがいをもってアコーディオンを楽しんでいただけるレッスンとなるよう、私も心掛けています。

~ ♪実際に、このような方々が、体験レッスンからレッスンを続けてくださっています♪ ~

※ それぞれ状況が似ている方のは纏めて記載しています。
・「アコ」は、「アコーディオン」のことです。

《体験レッスン時》興味が湧いてとりあえず楽器を買って、しばらく独学で進めてみたけれど…左ボタンもよく分からず(独学はちょっと限界!)どうしていけばいいか分からない!
↓↓

《入会後》
・リードの響きをやジャバラを使った操作やアコならでは!と楽しみながら練習中。
・アコでこんなにいろいろなリズムの曲が演奏出来て、様々なジャンルの曲が合う楽器だと思わなかった!と、いろいろなリズムの曲に挑戦中。

《体験レッスン時》アコの音色が好きで以前から弾いてみたいと思っていた楽器だけど、アコに触ったこともない。とりあえず、体験レッスンへ来てみた!

↓↓

《入会後》
・今の仕事にも活かせたらと思い、仕事でも需要のありそうな曲も練習中!

・練習やレッスンが、ふだんの生活の息抜きや気分転換になっている。遠方に住むご家族にも、自分がアコを弾いている動画を送りたい!
・定年退職後の趣味に繋げるために、現役の今から頑張る!

《体験レッスン時》80歳代で音楽や楽器経験0(ゼロ)で楽譜も読んだことがない!
(体験レッスンでは鍵盤の「ド」の位置を覚えることから。楽器経験が全くないためご自身の思うように指も動かず、辛うじて体験時間内に「ド→レ→ミ→ファ→ソ」と弾けるようになったという状況

↓↓

《入会後》レッスンで順序立てて 1つずつ丁寧に積み重ねていき、ご本人も一生懸命レッスン内容をご自宅で練習してくださったことで、弾けるようになりたいと仰っていた童謡や唱歌を、とてもきれいに両手で演奏できるように

《体験レッスン時》昔、アコを買ってみたものの、押入れの中に10年以上ずーっと仕舞ったままだった。時間に余裕ができたので、ちゃんと始めてみようかな…

↓↓

《入会後》

家族や仲間内との集まりで演奏することも多々!聴いた方から次に弾いて欲しい曲のリクエストをもらうことも!?
・もともと趣味だった歌を、
アコーディオンでも弾けるように練習中

《体験レッスン時》定年退職し、何か習い事をしてみようかなとカルチャーセンターのチラシを眺めていたら、なんとなく目に留まったので…。アコは全く考えていなかったけれど、体験レッスンで、なんだかセンセーがアコをとっても楽しそうに弾いてレッスンしてたから(このまま続けてみようかなと思った)…!

↓↓

《入会後》合同発表会なども積極的にご参加くださり、それぞれの曲にご自分なりの楽しみを見つけながら練習中!

…体験レッスンのときの皆さまのご様子は私もよく覚えているので、ときどきふと思い出し、続けてくださっているコトが有難く、嬉しくなります♪
皆さま各々の楽しみ方を見つけられて、レッスンを続けてくださっています。そのご様子は、よりよいレッスンをしなければという私の励みにもなっています。

▶▶ レッスンのご案内(まとめ)は こちら♪

*貴重なお時間のなかでご受講くださる皆さまにとって、生活の中の楽しみのひとつになるような、やりがいの感じられるレッスンができるよう、ひきつづき私自身も精進してまいります。

コメント