毎年 開催の「石井アコーディオンクラス 弾き合い会」を、今年(令和7年)も 演奏してくださったクラスの皆さまと、聴きにいらしてくださったお客さまのおかげさまをもちまして、無事に開催することができました。
心より御礼申し上げます。

今年の弾き合い会は「弾き合い会“発表会 編”」。
演奏してくださった方の人数は 今までで最も多く、また 例年に増して 幅広い方々(*)が、各々の素敵な音色で演奏してくださいました。

(*) 年齢層は、高校生~ご年配の方まで、
アコーディオン歴は、アコを始めてほんの数か月の方から、〇~〇十年ぶりにアコを再開された方々、そして 毎年 弾き合い会で演奏してくださっている方々まで、皆さまが本番に向けて練習を重ねてくださいました!
記録を兼ねて、書いていきます。
今年は “発表会” 編の年
「石井アコーディオンクラス 弾き合い会」は、『弾き合い会 “発表会 編”』と『弾き合い会 “〇〇 編” (発表会とは異なるスタイル)』を、毎年 交互に 横浜市内で開催しています。
“○○編”の違いや これまでの弾き合い会のことや 私の想い・目的は、以前 こちらに まとめています。
“発表会 編” の特徴
今年は「発表会 編」の年。発表会編の特徴は 主に2つです。
- 事前に 演奏者からコメントをいただき、曲紹介と併せて各演奏時にご紹介
- ソロ演奏は、暗譜
“THE 発表会”のようなスタイルで、昨年の「演奏交流会 編」とは 当日の進め方も 会場の雰囲気も全く異なります。

上記の特徴は、昨年の演奏交流会編とは“逆”です!
クラスの皆さまが 年1回 一堂に会する『弾き合い会』、
一年ごとに異なる「発表会編」と「〇〇編」の スタイルの違いや そのメリハリも併せて、毎年 楽しみにしていただけたら良いなと思っています。
曲目
クラスの皆さまが 弾き合い会で 演奏してくださる曲目も さまざまです。

アコーディオン教室の弾き合い会なので レッスンで取り組んでいる曲を演奏しますが、曲目は人それぞれ。
今年も、ワルツ・2ビート・マーチ・タンゴ・ビギンなどの いろいろなリズムの曲、また ジャンルも クラシック系?やミュゼット等のアコ人気曲・昭和歌謡やシャンソンまで様々でした。
弾き合い会では、皆さまの演奏を通して、“アコーディオンは どんなリズム・ジャンルも合う!” ということも、実感していただける機会にもなっているかなと思います。

曲目は、弾きたい曲をお知らせいただいた場合は 基本的にはそれを優先しますが、特になければ おひとりおひとりに合わせて、レッスンの進捗状況や好み、どのような曲にしたら その方の演奏の幅が広がったり、アコの面白さを さらに知っていただけそうか等々を、私なりに考えて 数曲ご提示しています。人前で演奏することになる弾き合い会は、自然と 普段の練習よりも身が入るので、グン!と進む 良い機会にもなり、演奏曲は持ち曲のひとつにもなっていきます。
また、こうしたことを前提としたうえで、
弾き合い会(全体)の観点からは、できるだけ皆さまが アコの楽しさを より感じられるよう、いろいろなリズムやジャンルの曲に触れられるよう、曲目のバランスも意識するようにしています。
新たな試み
弾き合い会は、全員 ソロ演奏ですが、
プログラムの最後は 毎年、出演者全員で「合奏」をしています。
今年は、その合奏に もう1曲、新たな試みで「クラスごと リレー合奏」を加えてみました。
クラスごと『リレー合奏』
通常「合奏」は 曲の始めから終わりまで “全員で” 演奏すると思いますが、「リレー合奏」は 少し異なります。
私は 横浜市内4か所 で クラスを担当させていただいているので、その特徴を活かし、
『リレー合奏』は、“イントロ(始まり)” と “間奏” と “フィナーレ(最後)” は 全員で弾きますが、その間の各フレーズは、各クラスごとに 順番に リレー形式で弾き繋いでいきます。

つまり、『リレー合奏』での1曲の流れは…
『 全員(イントロ) →【A教室】→【B教室】→ 全員(間奏) →【C教室】→【D教室】→【E教室】→ 全員(フィナーレ)』
となります。
…というわけで、「リレー合奏」は クラスごとに弾き繋いでいくことで、初めて1曲になるというわけです!
合奏の練習など
通常レッスンは 個人レッスンのため、弾き合い会当日まで全体練習は できず、全員で合わせる練習は 本番当日のみ!
本番までの通常(個人)レッスンでは、私と2人で合わせたり、本番間近になるとレッスン前後の方&私の3人で合わせることもあります。

そして 本番当日に、開演前の練習で 初めて 全員で合わせます。
そういうわけで、全20台近くでのアコーディオン大合奏を弾く・聴くのは、私も含めて全員が 本番当日に初めてとなります。

私の担当クラスは“個人レッスン” ですので、合奏には重きは置いておらず(合奏が できるだけ各々の負担には ならないようにもしたく)、レッスンで合奏に触れるのは 僅かです。
合奏は、せっかく 年1回、全クラスのアコ弾きが集まるのだから、「たくさんのアコで、皆で一緒に演奏してみるのも面白そう!」というスタンスで、楽しんでいます。
このような合奏も、ソロ演奏とは また異なるアコの面白さを感じていただけているようで、後のアンケートやレッスン等では、演奏された皆さまからも お客さまからも「合奏も楽しかった!」というお声は、毎年 少なくありません。
リレー合奏については、実は 昨年の弾き合い会でも やってみた(!?)のですが…、
昨年は、弾き合い会の最中で時間がなくなってしまい、てんやわんやしたまま 終了間際に“とりあえず”みんなで一度だけ弾いてみる!だけの状況なってしまいました…。。
来場者の方々のお声(アンケート)

今回も アンケートにたくさんのご回答をいただき、ありがとうございました。
例年同様、弾き合い会直後のレッスンから、アンケート回答(匿名にしたもの)を どなたでもご覧いただけるようにレッスン部屋の前に置いています。

演奏された方々も アンケートをご覧になるのも楽しみにしてくださっているご様子で、お客さまのご感想に励まされたり、他の演奏者の方の気持ちをお知りになり 共感・安心(⁉)されたりしているようです。
もちろん私も 毎年とても参考にさせていただいており、今回の弾き合い会でも 前回開催時のアンケートでいただいたアドバイスのいくつかを 実践しました。
皆さまからのご意見やご感想は、客観的な視点を知ることができ、大変貴重で有難いです。
本当は頂いたアンケート回答のすべてをご紹介したいのですが…、長くなリ過ぎてしまうので、以下は その ごくごく一部です。
演奏者のお声
※〈 〉は 私の補足
- こんなジャンルもあるんだ、この曲聴いた事がある!いつか弾いてみたい!と、皆さんの演奏ごとにいろいろと思いました。私ももっと練習したらこんな風に弾けるようになるのかな?と希望が持て、励みにもなりました。19台のアコーディオンが揃う姿は本当に荘厳でした。
- 他の人の演奏を聴き、アコーディオンに対する想いがますます強くなりました。緊張感の中で弾くことの難しさも感じました。
- どんなに失敗して不甲斐ない思いをしても、懲りずにまた参加したいと思ってしまいます。みなさんの演奏をまた聴きたいし、自分もそれに混ざりたい!そして合奏はただただ楽しいので、また大人数で合奏もしたいです。
- 人前の演奏・合奏は何十年ぶりで、不安と興奮で、とても刺激的な一日となりました。

- 〈他の方の演奏を聴いて〉基本に忠実に、しっかりリードを鳴らして音を出してきれいに蛇腹を返す演奏の美しさを再認識しました。
- 指使いとか、ベースの鳴らし方とか、他の方の動作がとても参考になりました。
- 暗譜は苦手ですが、譜面に頼らず弾くことで曲想をつけて弾く練習ができました。たくさん間違えてしまいましたが‥。発表会以外の曲も暗譜練習を頑張って、人前でもリラックスして演奏できるようになりたいです。娘と一緒に衣装を選んだりした時間も楽しかったです。
- いろいろなジャンルの曲目を、個性的に演奏する姿勢に、文字や絵や写真では表せない音楽の豊かさを感じる事ができました。
- へこんでいます。〇〇さんに続いていい演奏したい!と思ったのが運の尽きでした。いつかは無心で脱力した演奏ができるように頑張りたいです。
- 大好きなアコーディオンを弾いてる方々に会える場は貴重なのでとても楽しかったです。コメントもその人らしさがでていて、また1人づつに演奏後、先生がコメントしてくださったのが感動でした!ありがとうございます。
- 〈今後も〉1年に1回、皆さんの演奏を聴きたいです。悔いの残る演奏だったにも関わらず、〈クラスの方から〉成長があったとお声かけて頂いて、また来年もそうおっしゃってもらえるよう頑張ろうと思いました。励みにさせてもらえる、とても、貴重な会だと思います。
- 〈次回も〉迷わず参加したいです。今日お会いした皆さんが次どんな曲を演奏されるのかも今から楽しみです。

本番では極度に緊張され、ご本人の思うように演奏できなかった方(レッスン時との差が大きかった方)も 数名おられ、実は 私は “アコを弾くのが イヤになってしまっていたら どうしよう…”と かなり心配していたのですが、、こうした心配をよそに(?!)、寧ろ その方々は どなたも「来年の弾き合い会も演奏参加する!」という意欲的なアンケート回答をくださり、ホッとしました。
お客さまのお声
- 年代も経験もバラバラ…
アコーディオンに対する熱い気持ちを持った方々の演奏は 聴いている方もハラハラandドキドキ!熱いものが伝わりました - どなたも皆様素晴らしかったです。真剣に且つ楽しんで向き合って来られたことが伝わってきました。
- 演奏者の皆様が、暗譜で一生懸命に、でも楽しそうに弾いていて、その幸福感を分けていただいたような気がします。
- 多様な曲目、幅広い年代の演奏。生徒と指導者双方の熱意が伝わったこと。合奏も良かったです。楽しめました。

- 皆様がお持ちの楽器の種類がさまざまで音もそれぞれ違うし、見ている(聞いている)だけでも楽しいですね。バラバラの教室で個人レッスンなのに生徒さん&講師の一体感に感動。全員での合奏は圧巻でした。
- いつも主人がお世話になっております。[好き]と[上手]は一致しない…。。しかし〇歳の主人が打ち込めるものがあるって素晴らしいと思います。宜しくお願い致します!
- 今回は2回目でした。皆様の成長が素晴らしかったです。機会が合えば、また是非伺いたいと思います。
- 皆様の演奏を聴かせていただき、好きな曲を、ゆっくり、しっかり演奏することはとても大事だなと思いました。
立奏はあまり経験がないのでよくわからないのですが、蛇腹がよく伸びて音がこちらに届いてきて素敵でした。また、アコーディオンは楽しいですね、という講師のお気持ちが各講座生に伝わっているようで、とても柔らかな一時をご一緒させていただきました。 - 楽器が素敵です。次回は挑戦?!したいなぁ
- 皆さんの演奏を又お聞きしたいと思います。がんばってください!!
アンケート以外にも…
お客さまの中には、レッスンを開始されたばかりだったり、発表会の時間帯だけ ご自身の仕事を抜けて(!?)聴きに来られていたクラスの方々もいました。さらに嬉しかったのは、その方々も「次は演奏参加してみたいかも…!」と仰ってらしたことです。
また、出演者同士で 声を掛け合っておられる姿も たびたびお見掛けし、1年ぶりに “お互いの” そして “ご自身の”上達ぶりを感じてくださっているご様子でした。

ご自分の上達は 分かりにくいようで(何故か、自分だけ成長してない?!と 勝手に思われてる方もいらしたり…!)、ですから、このような久々に集まった出演者同士のお声掛けは、ご自身の上達ぶりを客観的にも知ることのできる良い機会にもなっているようです。

例年同様に、
今までも演奏されている方々は、初参加の方々の演奏を聴いて、ご自身が始めた頃を思い出されたり、改めて基礎の大切さを感じられていたり、
その一方で 初参加の方々は、皆さんの演奏を聴いて、アコ演奏(曲)の幅広さや面白さ、たくさんの楽器自体の綺麗さ等も楽しまれ、先の目標が見えたりと、、
こうしたご感想も、弾き合い会 後のレッスンで お伺いしています。
弾き合い会では 毎年、アコ歴や年齢等も関係なく、相互に良い影響と刺激を与え合ってくださっています。
ひとりごと(所感)
演奏参加してくださるクラスの方が増えていることも、そして、一度演奏参加してくださった方々が その翌年以降も 毎年つづけて演奏してくださっていることを、とても有難く感じております。

毎年演奏してくださっている方も 初参加の方も、弾き合い会 直後のレッスンで「楽しかったです!」と仰ってくださり、私はもの凄く嬉しかったです。
今年はとくに、皆さまが とても丁寧に演奏してくださったことが、印象にのこりました。
演奏中に止まってしまった方々も含め、演奏が(良くない意味での)適当になってしまう方も だれ一人おらず、多少の時間が掛かっても 各々弾き直せる箇所を思い出されたり、曲の最後まで しっかり丁寧に弾ききってくださる姿勢に 心を揺さぶられました。

どんな楽器でもそうかもしれませんが、特にアコーディオンは、楽器経験なども関係なく、弾く人と相俟って、その人ならではの音色や魅力が出る楽器のように思います。
ですから、一人でも多くの方が演奏してくださることは、より皆さまが いろいろな演奏に触れられる機会にも繋がり、弾き合い会自体も より一層 楽しく 充実したひとときとなっているように感じています。
改めまして、今年の弾き合い会も、誠にありがとうございました。
弾き合い会は、演奏してくださる皆さまと 聴きにいらしてくださる皆さま、そしてその前提として、レッスンに通ってくださる皆さまがいらして 初めて成り立つので、本当に感謝しております。
今回きっと改めて感じていただけたアコーディオンの楽しさや魅力も、皆さんの演奏を通してさらにいろいろな人に伝わっていったら素敵だなぁとも思います。

これからも、楽しみにしていただけるような弾き合い会や、やりがいのあるレッスンにしていけるよう、私自身も励んでまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします!

今回の弾き合い会(や、本番へ向けてのレッスン)を通して、私自身の反省点や思ったこともあるので、それも自分への備忘録として 別の機会に書こうと思っています。
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